アメリカの大学に行きたいけれど、「お金がないから無理」と諦めていませんか?
実は、アメリカの多くの大学では、留学生にも多額の奨学金(Financial aid / ファイナンシャルエイド)が提供されています。特に一部のトップ大学では、親の年収に応じて返済不要の奨学金(need-based aid)が支給される上、奨学金を申請しても合否に影響しないneed-blind方針を採用しています。(※多くの大学はneed-aware方針で、奨学金の申請が入試に影響する場合があります)
今回は、留学生にもneed-blind方針を適用しているアメリカの11大学をすべて紹介します!みなさんが行きたい大学がきっと見つかるはずです!

- Harvard University(ハーバード大学)
- Yale University(イェール大学)
- Princeton University(プリンストン大学)
- Dartmouth University(ダートマス大学)
- Brown University(ブラウン大学)
- Massachusetts Institute of Technology(マサチューセッツ工科大学)
- University of Notre Dame(ノートルダム大学)
- Georgetown University (ジョージタウン大学)
- Amherst College(アマースト大学)
- Bowdoin College(ボードイン大学)
- Washington and lee University(ワシントン・アンド・リー大学)
- 最後に
- Harvard University(ハーバード大学)
- Yale University(イェール大学)
- Princeton University(プリンストン大学)
- Dartmouth University(ダートマス大学)
- Brown University(ブラウン大学)
- Massachusetts Institute of Technology(マサチューセッツ工科大学)
- University of Notre Dame(ノートルダム大学)
- Georgetown University (ジョージタウン大学)
- Amherst College(アマースト大学)
- Bowdoin College(ボードイン大学)
- Washington and lee University(ワシントン・アンド・リー大学)
- 最後に
Harvard University(ハーバード大学)
名前を聞いたことがない人はいないであろう、世界トップクラスの名門私立大学であり、リベラルアーツから理工系まで幅広い分野において優れた教育を提供しています。ボストン近郊の学生都市に位置し、国際色豊かな環境の中で学ぶことができます。さらに、親の年収が10万ドル(約1,400万円)以下の場合、学費および生活費が全額免除される制度があります。
Yale University(イェール大学)
ハーバード大学と並ぶ世界的な名門校であり、特に文系分野において高い評価を受けている大学です。学生は複数の「カレッジ」(寮)に分かれて生活し、まるでハリー・ポッターのような小規模で密接なコミュニティの中で深い人間関係を築くことができます。また、ハーバード大学とイェール大学の両方に合格した学生のうち、約4割がイェール大学を選ぶというデータもあり、その人気の高さがうかがえます。
Princeton University(プリンストン大学)
アメリカの大学ランキングで常に上位に位置する名門大学であり、特に学部教育に力を入れていることで知られています。すべての学生に対して、2年間にわたる研究活動が義務づけられており、学問への深い理解と探究心が求められます。また、アメリカの多くの大学で一般的な「ダブルメジャー(専攻の二重履修)」は、この大学では原則として認められていないため、注意が必要です。
Dartmouth University(ダートマス大学)
広大な自然に囲まれたダートマス大学は、アメリカ東部の名門校群「アイビーリーグ」の中で最も学生数が少ない小規模な大学です。そのため、学生一人ひとりへのサポートが行き届いており、教員や友人との距離も近く、まるで家族のような温かい雰囲気の中で学ぶことができます。キャンパス全体が強いコミュニティ意識に支えられており、アットホームな環境の中で、学問だけでなく人間関係の面でも深いつながりを築くことができるのが大きな魅力です。
Brown University(ブラウン大学)
オープンカリキュラム(Open Curriculum)という独自の制度を採用しており、一般教養科目の必修要件がなく、自分の興味や関心に基づいて自由に授業を選択できるのが大きな特徴です。この柔軟なカリキュラムにより、学生は主体的に学問を探究し、異なる分野を横断的に学ぶことができます。また、多様性と個性を尊重するキャンパス文化が根づいており、学生満足度が非常に高く、アイビーリーグの中でも「最も学生が幸せな大学」として知られています。
Massachusetts Institute of Technology(マサチューセッツ工科大学)
理系の学部しかないと思われがちですが、実際には経済学や哲学などの文系の学部も設置されています。特に入試においては、他の大学と比べて数学オリンピックなどの国際的なコンテストでの受賞歴や実績を重視する傾向があるのが特徴です。
University of Notre Dame(ノートルダム大学)
カトリック系の名門大学であり、カトリックの価値観に基づく教育が行われています。一部の宗教に関する授業は必修とされていますが、信仰を持たない学生も多数在籍しており、多様な背景を持つ学生を受け入れる寛容な姿勢が特徴です。
Georgetown University (ジョージタウン大学)
ワシントンD.C.に位置し、外交や国際関係の分野で高い評価を受けているジョージタウン大学は、多国籍の学生が集まる国際色豊かなキャンパスを持っています。政治や経済、国際法など多様な分野の専門教育が充実しており、実務経験豊富な教員や現役の外交官から学べる機会も多いです。そのため、グローバルな視点と実践的なスキルを身につけたい学生にとって理想的な環境が整っています。
Amherst College(アマースト大学)
アマースト大学は少人数制のリベラルアーツ・カレッジで、学生一人ひとりにきめ細やかな指導が行き届く環境が特徴です。ブラウン大学と同様にオープンカリキュラムを採用しており、学生は自分の興味や関心に応じて自由に授業を選択できます。また、授業は少人数のグループ形式が多く、学生同士の活発な議論や教員との密接なコミュニケーションを通じて深い学びが促進されます。
Bowdoin College(ボードイン大学)
ボストン郊外にあるボードイン大学もリベラルアーツ・カレッジで、アマースト大学と同様に少人数のグループ授業が多いのが特徴です。学生同士や教員との距離が近く、深い学びと活発な議論が行われています。
Washington and lee University(ワシントン・アンド・リー大学)
バージニア州に位置する歴史あるリベラルアーツカレッジです。リーダーシップ教育と倫理観の育成を重視したカリキュラムが特徴で、学生は社会で求められる責任感と判断力を養うことができます。
最後に
トップ大学は資金的に余裕があり、例えばアイビーリーグ8校のうち5校がneed-blind(経済状況を問わず入学審査を行う)方針を採用しています。さらに、ダートマス大学、ブラウン大学、ノートルダム大学などは2025年からneed-blind方針を導入しており、今後もこのような大学が増減する可能性があるため、自分でも英語で最新情報を直接調べることが重要です。
しかし、need-blindの大学は留学生にとって非常に魅力的である一方で、合格率は非常に低くなっています。実際、多くのneed-blind大学では、アメリカ国内の学生の合格率が3~8%であるのに対し、留学生の合格率は約2%とかなり厳しい状況です。そのため、結果的にneed-aware(経済状況を考慮する)大学と留学生の競争率に大きな差がない場合もあります。need-blindだからといって合格が容易だと誤解しないように注意しましょう。
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